Things to Feel Fun

見て感じる楽しいこと

簡易VRヘッドセットを自作してみた

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最近ずっと裸眼立体視に凝っているのですが、ふとYouTubeで『VR動画』を平行法で見ていたところ、これをVRヘッドセットで見たいと思い始めました。

こないだロゴの変わったばかりのGoogleで「VR 自作」と検索すると、Google自身が設計図を公開していることを知り、早速作ってみることにしました。

Google VR Cardboardが難しい

Google VR Cardboardのパーツの一部がこちら。

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一見簡単そうに見えたのですが、カッターでも切るのが難しい部分が多く、マニュアルも英語。

英語を読むのは得意だったので一応すべてのパーツを揃えましたが、もっと簡単な方法がないのか調べてみることにしました。

簡易版に出会う

調べると意外にあっさりと、簡易版の設計図に出会いました。パーツ1つ、パーツの形も単純な長方形と、かなりGoogleのものより単純だったので、早速作ることにしました。

もちろん制限はあり、スマートフォンのサイズに規定があります(詳しくは省略)。さっそく組み立ててみると数分で完成しました。(画像はイメージです...

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ただ、必要なレンズを近くの100均に買いに行ったのですが見つからず、結局色々見てまわってダイソーで見つけました。

このレンズ(直径2cm、焦点距離40mm〜50mm)を安く仕入れるのが一番むずかしいと、アスキーの記事にもあり、幸い揃ってよかったと思います。

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レンズをはめて完成

ダイソーのミニルーペには、1つで2つの両凸レンズが入っています。

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最終的にレンズをはめて、輪ゴムで全体を固定して完成です。

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カットは雑ですが、それが功を奏してレンズがしっかりはまってくれました 笑。

ちゃんと見れるか確認したのは、以下のジェットコースターの動画です。立体感があり、動画サイズが小さめなので、どの端末でも問題なく視聴出来ました。

Google VR Cardboardで挫折しましたが、結局見ることができました。簡易版につかった費用も200円程度と格安でした。

裸眼立体視と自作VRを比べてみると

早速自作VRで見てみた感じだと、立体感は裸眼立体視とさほど差はありませんでした。ただ、裸眼立体視を維持するのが大変なので、VRでは大画面で楽に見れる点は素晴らしいですね。

一番の違いは臨場感だったと思います。手軽さを取るなら裸眼立体視、リアリティを取るならVRヘッドセットというところでしょうか。