Processing 3の変更点
最近Processing 3がベータ版になり、最新の安定版としてリリースされるようになりました。
以下のWikiに変更点が載っているので、興味のあるものだけをピックアップします。
https://github.com/processing/processing/wiki/Changes-in-3.0
FX2Dレンダラー
今まで、レンダラーは主にJAVA2D
, P2D
, P3D
の3つでしたが、今回新しくFX2D
が加わりました。
JavaFXベースのレンダラで、Wikiによると2D描画がかなり高速化するそうです。楽しみですね。
Retinaディスプレイのサポート
これも嬉しいですね。Processing.jsでのサポートだと思います。
GUIの大幅リニューアル
新たにデバッガが正式にサポートされ、文法エラーもリアルタイムに通知されます。
また、ライブラリやツールを自動的にインストールするマネージャーが進化し、多くのプラグインをサポートするようになりました。
size() を動的に使うことの禁止
後からウィンドウサイズを変更する場合、新しいバージョンではこう書くようになりました。
void setup() { size(400, 400); surface.setResizable(true); } void draw() { background(255); line(100, 100, width-100, height-100); } void keyPressed() { surface.setSize(round(random(200, 500)), round(random(200, 500))); }